水俣病は病気じゃない、傷害事件だ

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ここに一枚の写真がある

皆さんにはどう映るだろうか?

私はこの鬼気迫る写真を見て
衝撃と言い知れぬ怒りと涙が溢れた・・

机の上であぐら姿の男性は
川本輝夫さんという
水俣病の被害者の方だ

川本さんを知らない人は
この人が横暴な振る舞いを
しているように見えるだろう・・。

川本さんは、
父親を水俣病で亡くし
自身も水俣病による手足の痺れ、
腰の痛みに耐えながら苦しい生活を強いられ

毎日の生活もままならい中で
痺れや痛みを堪えて仕事に従事していた

その苦しい生活の中で、
正体の見えない国と企業に
何度も何度も反省の弁を求めたが
何度も何度もたらい回しにされ、
はぐらかされてきた

そして
このままでは永遠にチッソが
自分たちに対して
反省も償いもしないと悟り

水俣病患者たちが
歴代社長に面会を求めはじめてから
十七年が経過して、

やっとのこと、
川本輝夫という人をえて
なけなしのカンパのお金を使い

満身創痍で、
東京本社へ出向いて
最初の「実地交渉」は成り立った。

この写真は、
その丸の内ビルチッソ本社内で
島田社長と向き合って直訴していた時のものだ

この時の
川本さんと島田社長との
会話のやり取りを読んで
私は、何度も何度も涙が出て止まらなかった。

東京での温かい支援、
会社側の雇った右翼の暴行事件、
(仲間のうちの一人が暴行を受けて、脊髄を損傷。片目失明の大怪我)、
故郷の水俣では、
市をあげてのチッソ擁護の合唱、
孤立した家族への脅しと嫌がらせ、
自主交渉の日々・・

何者にも、決して屈しなかった
「川本輝夫」という壮絶な生き様が
私の中に今でも鮮烈に響いている・・。

ブログのタイトルに使った
「水俣病は病気じゃない、傷害事件だ」
という言葉は、
川本さんのやり場のない怒り、悲しみのこもった
数々の言葉の中から、
私が特に印象に残った言葉です

本当にそうですよね
病気ではなくて、むしろ殺人事件です

ただ私はこのブログで、
大きいことを言うつもりはなくて、
人の痛みや悲しみに気付ける人間でいたいです

被害地に生まれ、
闘いの下で生涯を閉じた川本輝夫さんの全軌跡。

水俣病の歴史を知る事はもちろんですが、
こんなにも愚直に生きて
今でも、私の心に鮮明に生き続けている人が
熊本にいたという事を知ってほしいです!!

この本はそんな
川本さんの軌跡を綴った素晴らしい本です

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私が何故、
この「水俣病」に関心があるかというと
熊本人だからと言うことでは全くなくて

私は過去に、
数人の友人に
毎日、顔を会わせるたびに
何度も何度も馬鹿にされ
嘲笑されていた苦い経験があります

周りも見て見ぬフリをしているだけ

その頃、
大好きだった祖母が亡くなり
父親も病院に入院していて
精神的な余裕もなく

耐えかねて
抑えていた感情が爆発し、
その友人の一人に
半ば脅すように、怒りをぶつけました

しかし、
それが要因となって
私のいたその環境では
私一人が孤立していまい

社会全体が敵に思えるような
人間不信という大きな傷を心に作りました

だから
たまたま訪れた水俣で
理由は違えど、
差別や大企業・国と戦う
川本さんの生き様が
私の心を捉えて離さなかったのだと
今にして思うのです

私がもっと早く、
そして深く水俣病を知っていれば、
水俣を訪ねて
教養と博識のある川本さんに
色んな話を聞きながら、
美味しいお酒を一緒に飲んでたろうなって
そんな風に思いを馳せるのです・・。

写真元が不明だったため、
利用するにあたっての了承を得ておりません。
もし関係者の方がいらっしゃいましたら、
使用不可であればメールにてご連絡ください。
すぐに消去させていただきます。

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