「熊本県立西高等学校」ってこんなとこ

熊本県立西高等学校

通称「ニシコー」。

特筆すべき何かがあるでもなく
普通の人たちが集まっている普通の高校。


特進コース、普通科コース、体育コースと
3つのコースがあり

8割の生徒は普通科コースに所属


場所が西区の畑に囲まれたところにあって
後ろには金峰山が見える

毎年恒例の金峰山遠足では
ミカン畑の中を全学生が歩いて登山する

だもんで、なかにはミカンをパクる学生もいて
全校集会の時に体育教師が


「  誰がやったんだ?
   怒らないから正直に名乗り出なさい  」


と静まりかえった体育館で
優しく語りかける

それが妙に怖いのだけど…


そんな体育教師が
幅を利かせており

校則が厳しく
(チャリの前後にのせるものが決まっていたり
 眉毛をいじるのも禁止)

スポーツが盛んで
なぎなたと柔道、ラグビーが強くて
選手のほとんどが体育コースの輩たち


普通科コースは知能もやる事も普通なので
特に秀でた何かを残すわけではなく

ただただ
普通の学生生活が過ぎてゆく感じ

そういえば、雨の多い季節は
運動場に「ニシコーわかめ」が大量に自生し

それを太ったカラスがついばむ様子が見れる

また、棟ごとに学年が分かれており
2年棟から1年棟へと視線を移せば

部活に行くためにクラスで着替えをしている
女子の姿も見えたりする

(  部員の多い部活は部屋が足りず
     一年生は自分の教室で着替えるため )

ニシコー出身の有名人では

少年ジャンプでコアなファンを獲得していた
「すごいよマサルさん」の作者や
柔道家の立山真衣さんとかがいる

ちなみに「すごいよマサルさん」の
漫画の中に出てくるワカメは
「ニシコーわかめ」から着想を得ているとか…


ほいで
自分の高校生活はというと

1年生の時は地味なくせに
中途半端にお洒落な眼鏡を
かけていたもんだから

隣のクラスのアホ4人組に
目を付けられて

ちょくちょくちょっかいを
出されていたような感じ
(ちょいイジメより)

2年生の時に
コンタクトデビューをして

もともと眼力があったお陰か
そんな輩が近づいてこなくなったものの

女子に免疫がなさ過ぎて

女子から話しかけられても

なんと話してよいか分からず
走って逃げる始末…。

その状況をどうにか打開したいと思い
当時、薄場にあった漫遊書店で

恋愛のハウツー本を買ってはみたが


つまるところ
声を掛ける勇気がなけりゃ
結局は何も始まらないよねという話

そんなこんなで
恋愛の一つも楽しむことなく
所属していたソフトテニスに
熱中していたわけでもなく

ただただ
時間を持て余していた高校生活

そう考えると自分は
西高らしい生徒だったんだなぁ
今になって思う(笑)



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